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アコムの返済方法は、自動契約機(むじんくん)やコンビニATM、振込や自動引き落しまで、6つの方法があります。

また、いつまでに返済するかも、「毎月決まった日」または「35日ごと」から自分で選択が可能です。

このように返済方法が幅広いため、自分にとって何が最適なのか迷う人もいるでしょう。

本記事では、アコムの6つの返済方法・返済額・一括返済の方法などをまとめて解説します。

アコムから言われた金額通りに返済している人がほとんどだと思いますが、返済方法について少し調べてから返済をするだけで、手数料や利息の節約にもつながります。

複雑で敬遠しがちな返済について解説していきますので、アコムを利用中の人はもちろん、これからアコムでお金を借りたいと考えている人もぜひご覧ください。

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アコムの6つの返済方法と手数料

アコムの返済方法は全部で6つあります。中でもオススメは、「口座振替」「インターネット返済」「アコムATM」です。

これらは手数料がかからないので、カードローンを長く使って行くうえで大きな節約効果があります。

それでは、アコムの返済手順などをくわしく見てみましょう。

アコムの返済方法

返済方法 手数料 土日祝日 一括返済
インターネット返済 無料
口座振替
(自動引き落とし)
無料 ×
アコムATM
(自動契約機に併設)
無料 ×
提携ATM
(コンビニなどに設置※)
110円~220円 ×
銀行振込 金融機関により異なる ×
店舗窓口 無料 ×

※セブン銀行ATMなら、カード無しでの返済も可(スマホATM)

オペレーター

普段は手間のかからない口座振替で引き落とし、そして緊急の場合は便利なコンビニATMから入金するなど、返済方法を使い分けると便利です。

1. インターネットで返済する方法

アコムのインターネット返済は、ほぼ24時間スマートフォンやパソコンから返済ができます。

インターネットバンキングに対応している銀行口座があれば、誰でも利用ができ、手数料も無料なのでオススメな返済方法です。

アコムのインターネット返済は、次の手順で行いましょう。

インターネット返済の手順

  1. アコムの会員サービスへログインアコムの会員サービスログイン画面
  2. 「インターネットでの返済」をクリックアコムインターネットで返済
  3. 返済金額を入力
  4. インターネットバンキングの口座へログイン
  5. 支払いを実行して返済完了(30分以内にマイページに反映されます。)

ただし、ゆうちょ銀行やみずほ銀行など、一部アコムのインターネット返済に対応していない金融機関もあります。

利用にあたっては、公式ページの「インターネットバンキング可能金融機関」でご確認ください。

また、以下のメンテナンスの時間帯は、インターネット返済は利用できないのでご注意ください。

アコムのメンテナンス日

  • 毎週月曜日 1:00 ~ 5:00
  • 毎月第3日曜日※ 0:00 ~ 5:30
    (※6月、9月の第3日曜日は 0:00 ~ 6:00)
  • 1月1日 20:00 ~ 1月2日 6:00
  • その他、各金融機関のメンテナンス日
オペレーター

インターネット返済後に、金融機関で記帳すると「PEDfacネットフリコミ」と表記されます。

2. 口座振替で返済する方法

口座振替でアコムに返済する女性

返済日を忘れそうな人は、口座振替(自動引き落とし)で返済すれば間違いありません。

引き落とし日は毎月6日で、土日祝日にあたる場合は翌営業日が引き落とし日となります。

アコムの口座振替の申し込みは、マイページから行いましょう。

口座振替の申し込み手順

  1. 会員サービスへログイン
  2. 「口座振替(自動引き落とし)の申込」をクリック
  3. 「口座登録はこちら」より、引き落としの金融機関口座を登録
  4. 内容に問題がなければ「金融機関サイトへ」をクリックアコム金融機関サイトへ
  5. 金融機関サイト上で手続きを行い、最後に「収納企業に戻る」をクリック
  6. アコムのページに戻って口座登録完了

毎月20日までにマイページから口座登録すれば、最短で、登録した翌月から口座振替が開始されます。

口座振替の手続きもかなりスピーディーですね。もし口座振替の手続きが直近の返済日に間に合わなければ、インターネット返済やATMから返済しましょう。

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口座振替時の名義は、ゆうちょ銀行の場合は「ACサービス自払」、それ以外は「SMBC(ACサービス)」と表記されます。

3. アコムATMから返済する方法

アコムの自動契約機(むじんくん)には、アコムATMが設置されています。

自動契約機(むじんくん)に出入りする際、人目が気になるかもしれませんが、アコムATMを利用すれば24時間手数料なしで返済できるのが魅力です。

アコムATMで返済する際は、ローンカードが必要ですので持参しましょう。

アコムATMから返済する手順

  1. ローンカードをATMに挿入し暗証番号を入力
  2. ATM画面から「ご返済」を選択するアコムATMからの返済(ATMの画面)
  3. 現金を投入口に入れ「読取」を選択する
  4. 画面表示の金額でよければ「確認」を押し、明細書とカードを受け取る
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アコムATMは24時間営業ですが、毎週月曜日の1:00~5:00は、定期メンテナンスのため取引ができませんのでご注意ください。

4. 提携ATMから返済する方法(コンビニ・銀行)

アコムでは、全国の提携コンビニや銀行ATMから返済ができます。

アコムの提携ATM

  • 三菱UFJ銀行
  • セブン銀行(セブンイレブン)
  • イーネット(ファミリーマートなど)
  • ローソン銀行(ローソン)
  • イオン銀行
  • 北海道銀行
  • 北陸銀行
  • 東京スター銀行
  • 三十三銀行
  • 広島銀行
  • 西日本シティ銀行
  • 福岡銀行
  • 十八親和銀行
  • 熊本銀行
  • クレディセゾン

提携ATMの操作手順は、次のとおりです。

アコムの提携ATMから返済する手順

  1. アコムのカードをATMに挿入し「ご入金(返済)」を選択するセブン銀行ATMからのアコムの返済
  2. 4桁の暗証番号を入力し、入金する口座を選択する
  3. 紙幣を入れて入金内容に問題がなければ「確認」を選択する
  4. 明細書とカードを受け取る

なお、提携ATMからアコムの返済を行うときは以下の手数料がかかります。

アコム提携ATMの返済手数料

取引額 手数料
10,000円以下 110円
10,001円以上 220円

ちなみに提携ATMのうち、セブン銀行ATMはスマホのアコム公式アプリと連動することで、アコムのカードなしでも返済(借り入れ)ができるスマホATMが使えます。

カードレスで契約した人、または財布にカードを入れるのを忘れていたときなどに便利でしょう。

5. 銀行振込で返済する方法

銀行口座からアコムの口座へ振込返済する女性

アコムへ銀行振込で返済するときの、振込先口座は「三菱UFJ銀行 きさらぎ支店 名義人:アコム(株)」です。口座番号は利用者によって違うので、会員ページから確認のうえ入金しましょう。

なお振込依頼人の名義は、「氏名 + 会員番号(カードに記載されている8桁の番号)」と指定されているので、会員番号の入力を忘れずに手続きしましょう。

銀行振込での返済の手順

  1. マイページにログインし「振込で返す」をクリック
  2. 振込先の口座情報を確認する
  3. 確認した口座に、振込を実施する

銀行振込で返済する場合、振込手数料(金融機関によって異なる)は利用者負担となります。そのため、毎回の返済方法として利用するのにはあまり向いていません。

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銀行振込での返済は、金額を細かく指定する必要がある時に便利です。ですから一括返済をしたいときなどに利用しましょう。

6. 店舗窓口で返済する

アコムの営業時間

アコムの店舗窓口で返済するメリットは、手数料が無料、そして返済の相談などを一緒にできることです。

ただし2022年8月現在、アコムのスタッフが直接対応する店舗窓口は4店舗のみ(東京都西新宿、神奈川県川崎、大阪府梅田/天王寺)。

さらに店舗窓口の営業時間は平日9:30~18:00で、土日祝日は営業していません。

一般的な会社に勤める人は、仕事の合間を縫うか、休みをとらなくてはいけないので、返済方法としてはあまり現実的ではないかもしれません。

オペレーター

アコムは返済方法がいろいろあり、コンビニATMやインターネットでも返済可能なので、返済しやすいカードローンといえます。管理のしやすさは返済遅れの防止になるので、アコムは初めてカードローンを利用する方に大変おすすめです。

アコムの返済日は2種類から選べる

お金を借りたら、いつまでに返済するのかも重要ですよね。アコムの返済日は「毎月指定日」「35日ごと」の2種類から選択できます。

それぞれメリットとデメリットを紹介しますので、自分の都合に合う方を選んでください。

アコムの選べる返済日

返済日 メリット デメリット
毎月指定日 毎月の返済日が固定されるので返済日を忘れにくい 返済期日より15日以上前に入金すると前月の追加入金扱いになる
35日ごと 返済日の間隔が長い
自分のタイミングで返済できる
返済日を覚えづらい
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「毎月指定日」「35日ごと」の選択は、後から変更することも可能ですよ!

「毎月指定日」なら返済日を忘れにくい

アコムの毎月指定日返済の図

参照)アコム公式サイト「毎月指定日について」

アコムの毎月指定日返済は、毎月自分で決めた返済期日までに、返済を行う方法です。

毎月指定日返済のメリットは、返済日を忘れにくいことです。毎月の返済日が固定されるので、うっかり忘れることなく、遅延を防げます。(返済日が土日・祝日にあたる場合は、翌営業日が返済日になります。)

返済のタイミングに特にこだわりがないなら、「毎月指定日」を選ぶといいでしょう。

さらに返済日を何日にするかは、自分で設定できます。たとえば、給料日が毎月25日なら、返済日は月末あたりに設定するのがオススメです。

そうすることで、アコムの返済時に口座の残高がなくて、返済遅れになるという事態を防げます。

毎月指定日返済で1つ気をつけたいのは、返済期日より15日以上前に入金すると、前月の追加入金扱いになってしまうことです。

返済返済日より早めに入金したいなら、返済日の14日前からにしましょう。

「35日ごと」は返済日の間隔が長い分だけ余裕がもてる

アコムの35日返済の図

参照)アコム公式サイト「35日ごとについて」

アコムの35日ごとの返済は、前回の返済日(初回は借入日)の翌日から数えて35日目が返済期日になる方法です。

※返済期日までの間に追加借り入れをしても返済日は延長されません。

35日ごとのメリットは大きく2つあります。まず1つ目は、毎月指定日に比べると返済に余裕をもてること。

35日ごとなら1年間に10回(365÷35=10.428…)しか返済日がなく、毎月指定日より返済日の間隔が空きます。

2つ目は、自分のタイミングで返済ができること。

35日ごとの返済は、毎月指定日のように返済のタイミングを考える必要はありません。(毎月指定日は早く返済しすぎると、前月の追加返済として扱われます。)

前回の返済日から35日以内なら、いつ返済してもよいというルールになっているので、35日を待たずコンスタントに返済していけば、それだけ利息も早く減りますね。

余裕のある時に、自分のタイミングで返済していきたい人にオススメです。

ただし35日ごとの返済は、返済期日が固定されていないため、返済期日の管理が難しいというデメリットもあります。

もし忘れるのが心配であれば、「アコムeメールサービス」など活用して、返済日のお知らせを受け取りましょう。

アコムの返済日はいつでも変更できる

アコムの返済日については、35日ごとの返済日を毎月指定の返済日に変更することもできますし、その逆も可能です。

もちろん、毎月指定日の日付のみを変更することもできます(例:毎月15日から毎月25日に変更)。

カードローン会社の中には翌月~翌々月に反映されるところも多くありますが、アコムでは手続きが完了すれば返済日を即時変更してくれます。

なお返済日の変更手続きには、当日までの利息の精算が必要です。

変更手続きは店舗窓口、自動契約機(むじんくん)、アコム総合カードローンデスク(電話)のいずれかの方法で行えます。

それぞれ受付時間が決まっていますので、確認してから手続きをしましょう。

変更手続きの受付時間

変更方法 受付時間
店舗窓口 平日9時30分~18時
自動契約機(むじんくん) 9時~21時(年中無休※年末年始除く)
アコム総合カードローンデスク 平日9時~18時

アコムの毎月の最低返済額はいくら?

毎月の返済額が高すぎると、生活に負担がかかってしまいまい、返済に行き詰まってしまいますよね。

アコムから借り入れする前に、無理なく返済できるか確認することはとても重要です。

ここでは、アコムの毎月の最低返済額について説明していきます。

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「最低返済額」とは文字通り、アコムに毎月返済しなければいけない最低金額のことです。口座振替で引き落としされるのはこの最低返済額で、インターネット返済やATMの場合は、最低返済額以上であればいくら入金しても大丈夫です。

限度額と借入残高によって毎月の返済額が決まる

アコムの最低返済額は、定率リボルビング方式によって決定されます。

聞き慣れない言葉ですが、限度額や借入残高によって返済金額が変わるんだな、程度に知っておけば充分です。

では、返済額の計算方法を具体的に見ていきましょう。まず毎月の返済金額は、つぎの計算式で決まります。

最低返済額 = 借入残高(最後に借り入れした時の残高)× 一定の割合

そして「一定の割合」とは、限度額により、以下のとおり設定されます。

契約極度額(限度額) 一定の割合
30万円以下 借入残高の4.2%以上
30万超~100万以下 借入残高の3.0%以上
100万円超 借入金額の1.2~3.0%以上

※ いずれも1,000円未満は切り上げ

たとえば限度額30万円の契約で、30万円を借り入れるとします。

一定の割合は「4.2%以上」となり、300,000円×4.2%=12,600円。1000円未満は切り上げとなるので、毎月の返済額は13,000円です。

一方で、限度額が50万円の場合は、一定の割合は「3.0%以上」。そのため毎月の返済額は、300,000×3.0%=9,000円と、先程の13,000円に比べ4,000円少ないのです。

このように、アコムの毎月の返済額は、限度額や借入残高によって返済金額が変わります。

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毎月の最低返済額は、マイページやスマホアプリで簡単に確認できますよ。返済額がいくらか忘れてしまったら、ご確認ください。

毎月の最低返済額は完済まで変わらない

アコムの最低返済額は、返済時の借入残高ではなく「最後に借り入れをした時点の残高」で計算します。

つまり、返済が進んで借入残高が減っても、毎月の返済額が自動的に減るわけではありません。

借入残高が減っても、毎月の返済額が減らないことをデメリットと感じるかもしれませんが、毎月の返済額が減らないということは、その分返済が早く終わるという意味でもあります。

ですが、「やっぱり返済額を見直したいな」という場合、アコムでは申請をすれば残高が減った時点で、毎回の返済額を変更することも可能です。

変更が可能な人に限り、マイページのメニューに「返済額の変更」が表示されますので、そこから手続きしましょう。

アコムの毎月の返済額(一覧表)

ここでは具体的な毎月返済額がいくらなのか、一覧でまとめました。先ほど説明した通り、アコムの最低返済額は、契約極度額(限度額)ごとで違います。

となれば、「審査を受けないと毎月の返済額がわからないのでは?」と思うかもしれませんが、そうではありません。

初回の限度額は50万円以下になるケースがほとんどなので、「30万円以下」「30万円超〜100万円以下」の2つのパターンをチェックすれば毎月の返済額を充分に把握できます。

最低返済額の一覧表

借入残高 契約極度額ごとの最低返済額
30万円以下の場合 30万円超、100万円以下
1万円 1,000円 1,000円
3万円 2,000円 1,000円
5万円 3,000円 2,000円
10万円 5,000円 3,000円
15万円 7,000円 5,000円
20万円 9,000円 6,000円
30万円 13,000円 9,000円
40万円 12,000円
50万円 15,000円
60万円 18,000円
80万円 24,000円
100万円 30,000円

上表の通り、アコムでは1万円からの少額の借り入れも可能です。たとえば1万円なら、毎月最低1,000円を返済すればOK。

また10万円を借り入れしても、毎月の返済額は3,000円~5,000円と、無理なく返済していけるでしょう。

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アコムには毎月最低返済額分だけ返済すればいいのですが、それではなかなか返済が終わりません。余裕がある人は追加返済をして、少しでも返済期間を縮めて、最終的に支払う利息の軽減を目指しましょう!

アコムの返済日当日は何時までに返済すれば間に合う?

カードローンの返済日に、うっかり返済し忘れることもあるでしょう。

返済日当日の夜になってようやく「そういえば今日返済期日だった!」と気がつき、焦ることもあるかもしれません。

アコムの返済期日は、返済日の23時59分までとなっています。

つまり返済日の日付が変わる前に返済処理が完了すれば、遅れることなく返済したことになるということです。

注意していただきたいのは、返済日の23時59分までに返済手続きを終えるのではなく、アコム側の返済処理が完了しないと、返済できたことにはならないという点です。

返済方法によって返済日に間に合う時間が異なるので、期限に間に合う時間が過ぎてしまった場合は別の返済方法で返済することをオススメします。

返済日当日の期限

返済方法 返済日に間に合う時間
ATM 23時59分
インターネット 23時59分
店舗 18時まで(平日のみ)
銀行振り込み 23時59分(条件あり)
口座振替 前日までに入金

※ 23時59分でも間に合うとしていますが、処理には数分かかる場合があるので、必ずしも間に合うとは限りません。

ではそれぞれの返済方法と返済期日について、詳しく見てみましょう。

ATM・インターネット返済の締切は23時59分まで

ATMによる返済と、インターネット返済は返済日の23時59分までに返済が完了していれば、「遅れなく返済した」とみなされます(提携ATMからの返済は金融機関による)。

アコムのATMコーナーは、自動契約機(むじんくん)の営業時間が終わるとドアロックがかかるので、21時以降にATMを使いたいときは、アコムのローンカードでドアロック解除をして中に入ってください。

インターネット返済は、決済手続き完了から通常30分以内で返済が完了するので、23時30分までに手続きを完了させ、59分には返済の処理が完了されるようにしましょう。

ただしアコムのインターネット返済ができる銀行と、事前にインターネットバンキングの契約をしておかなければ当日返済はできません。

※ インターネット返済は、会員ページからのPay-easyを利用した返済方法のことをいいます。

窓口店舗は18時まで、口座振替は前日までが返済の締切

アコムの店舗窓口は営業が18時までになるので、それまでに来店し返済手続きを完了させる必要があります。

口座振替は自動引き落としなので、返済日当日に引き落としができなければ滞納となってしまいます

うっかり口座にお金を入れ忘れて引き落としがされなかった場合は、別の方法で当日中に返済しましょう。

不安な場合は、引き落としがされなかったとわかったときに、アコムに電話で相談してみてください。

銀行振込による返済は基本的に15時まで

銀行窓口に行って振込手続をする返済方法なら、銀行の営業時間である15時には手続きを完了させなければなりません。

ただモアタイムシステム参加金融機関から、ATMやインターネットバンキングでアコムの口座へ振込返済する場合は、23時59分まで手続きすることが可能です。

15時以降に振り込みの手続きをしても、手続きの際に表示された着金予定日が返済期日当日なら、その日付で振込処理がされます

振込処理にかかる時間は金融機関によって異なるので、着金予定日を必ずチェックしましょう。

モアタイムシステム参加金融機関については、「全国銀行資金決済ネットワーク」をご覧ください。

アコムの返済に遅れた時の対処法

アコムの返済日に遅れたらどうなるのか、利用していくうえでは気になるポイントですね。

アコムなどの消費者金融といえば、返済できなければ厳しい取り立てをイメージするかもしれませんが、実際はそのような高圧的な取り立ては行われません。

なぜなら、職場や自宅へ訪問などの取り立ては法律で禁止されているからです。

だからといって、返済しなくてもよいというわけではありません。返済の遅れは思いもよらないペナルティとなることもあります。

ここでは、アコムの返済に遅れた時のリスクと、その対処法をご紹介します。

アコムの返済に遅れると返済日翌日からペナルティが発生する

まずアコムの返済が遅れたら、遅延損害金を支払わなければなりません。

遅延損害金とは、返済が遅れたことに対する延滞料金、つまり罰金のことをいいます。

アコムの場合は遅延損害金を年率20%とし、遅延日数に応じて増えていく仕組みです。

遅延損害金=借入残高×遅延損害金年率(20%)÷365日×遅れた日数

※うるう年は366日計算

たとえば、アコムで借入残高が28万円、返済日が1日・30日遅れた場合のそれぞれの遅延損害金は次のように算出されます。

【1日遅れ】280,000×20%÷365≒153円

【30日遅れ】280,000×20%÷365×30≒4603円

また、アコムの返済に遅れたときは個人の信用情報にアコムの返済を延滞した記録が残ります。

個人の信用情報とは、ローンやクレジットカードなどの利用履歴のことです。2~3ヶ月の長期延滞になると、その記録があることによって、新規のローン審査で審査に落ちる可能性も。

うっかり返済し忘れることもあるかと思いますが、返済遅れの放置は信用を失うことになりかねません。

アコムの返済に遅れないように、あらかじめ対策しておきましょう。

アコムの返済に遅れそうなときは返済日の延期や減額を相談

アコムで返済に遅れそうなら、コールセンターに電話しましょう。

返済に遅れたら、まずは金融機関に連絡をする

返済に遅れると後ろめたさから、つい放置しがちになりますが、アコムに連絡をしておくと「返済日の延期」や「一時的な減額」など、相談にのってもらえることがあります。

返済日の延期や、返済額の減額について詳しい内容は「アコムで遅延をしたときの対処法」で紹介しているのでご参照ください。

アコムに一括返済する方法と流れ

アコムでは分割返済が基本ですが、残りの借入残高を一括返済することも可能です。一括返済では利息の関係から、借入残金に端数が発生することがほとんど。

アコムATMや提携ATMからは千円未満の入金ができませんので、一括返済時は「インターネット返済」や「銀行振込」などで精算しましょう。

アコムではATMから小銭の返済ができない

ちなみに千円未満の借入残高は「無利息残高」といって利息が発生しませんので、そのままにしておいても問題ありません。

ですが、一括返済後にアコムの解約手続きをするなら、残高を0円にする必要があります。

もちろん「解約はしないけどぴったり返済しておきたい」という人も、インターネット返済などで返済すれば大丈夫です。なお、一括返済の流れは次の通りです。

一括返済の流れ(解約あり)

  1. 一括返済する日を決める
  2. アコムに電話をしその日までの利息を含めた返済額を確認する
  3. 返済日にインターネット返済または振込で入金する
  4. アコムに電話して解約手続きをする

アコムの利息は1日単位で利息が加算されていくので、もし返済予定日が変更になったら、返済金額が変わってしまいます。

必ず返済日を明確にしてから、アコムに返済金額の確認をしましょう。

オペレーター

ボーナスなどでまとまったお金が手元にあるときは、一括返済を検討するといいでしょう。元本をできるだけ早く、たくさん減らすことができれば、その分アコムの利息総額も少なくなります。

【まとめ】アコムの返済方法は口座振替がおすすめ

今回は、アコムの返済方法から、最低返済額まで解説していきました。アコムの返済方法はとても自由度が高いので、自分にあったやり方を選択してくださいね。

最後に、返済方法について大切な6つのポイントをまとめます。

  • アコムの返済方法は手数料無料の「インターネット」や「口座振替」がオススメ
  • セブン銀行ATMのスマホATMとアプリを利用すればカードレス返済も可能
  • 返済日は「毎月指定日」「35日ごと」から自分に合った方を選ぶ
  • 余裕があれば追加返済で支払う利息を軽減する
  • アコムeメールサービスなどを活用して返済日忘れを防ぐ
  • 返済日に遅れそうならアコムへ電話して返済額の軽減などを相談する
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