楽天銀行スーパーローン(カードローン)の返済方法

楽天銀行スーパーローンの返済方法は原則、口座振替と決まっています。

口座振替は事前に手続きが必要ですが、登録すれば毎月自動で引き落としがかかるので、返済忘れを防ぐには最適な返済方法です。

また楽天銀行スーパーローンは、原則無料で随時返済(追加返済)も可能。

※ 例外あり

口座振替による毎月の返済に加えて、余裕のあるときにATMなどで随時返済をしていけば、返済期間も短くなり支払う利息も減らせます。

今回は楽天銀行スーパーローンの返済の基本(返済方法、返済日、毎月の返済額)から、利息がオトクになる返済方法まで、すべて解説していきますのでぜひ参考にしてください。

オペレーター

楽天銀行スーパーローンは、提携するコンビニATMの手数料が無料ということで、手数料を気にすることなく積極的に返済できるカードローンです。最低返済額は2,000円からなので、毎月少しずつ返済したい人も、できるだけはやく返済したい人も利用しやすいカードローンですよ!

楽天銀行スーパーローンの返済方法は口座振替

楽天銀行スーパーローンの返済方法は、基本的に口座振替となります。

申し込みの際に、返済日の指定が必要になるので、あなたにとって返済しやすい日を指定しましょう。

中には口座振替対象外の銀行口座もありますから、申し込む前に確認しておくことをオススメします。

振替日は1日、12日、20日、27日の4つ!返済日の選び方

楽天銀行の毎月の返済方法は自動引き落とし(口座振替)

楽天銀行スーパーローンの約定返済日はつぎのうちから自由に選択可能です。

引き落とし口座 返済日
楽天銀行 1日、12日、20日、27日(※1)
楽天銀行以外の金融機関 1日、12日、20日

※1 27日は楽天銀行口座をお引き落とし口座にご指定いただく場合のみお選びいただけます。

※2 返済日が金融機関の休業日にあたる場合は、翌営業日が返済日となります。

楽天銀行の口座を持っていれば、返済日の選択肢が1日多い(27日)というメリットがあります。

もし利用中に返済日がわからなくなったら、インターネットの会員サイトなどで24時間確認可能です。

ちなみに返済日の変更は可能ですが、書面で変更届を郵送する必要があり、少々手間がかかります。

ですから最初に返済日を指定するときは、よく考えてから返済日を決めましょう。

返済日をどれにすればいいかわからない人は、給料日にあわせて選択することをオススメします。

給料日後の直近の返済日を選べば、残高不足による返済遅れの心配がないからです。

また別のやり方として、引き落とし名義で返済日を選ぶ方法もあります。

楽天銀行スーパーローンは返済日によって決済代行会社が違うため、引き落とし名義が3種類にわかれます。

返済日別の引き落とし名義人

引き落とし日 決済代行会社 引き落とし名義
1日、20日 みずほファクター(株) MHF)ラクテンギンコウ
12日 楽天カードサービス(株) ラクテンカードサービス
27日(※) ラクテンギンコウ

※27日は楽天銀行口座をお引き落とし口座にご指定いただく場合のみお選びいただけます。

たとえば、通帳の記帳名義人を「ラクテンカード」にしたければ、返済日を12日に指定します。

「ラクテンカード」であれば、楽天クレジットカードで通常のお買い物したように見えるので、家族にカードローンがバレたくないという人は覚えておくとよいでしょう。

ゆうちょ銀行は注意!振替口座に指定できない金融機関

ゆうちょ銀行・大和ネクスト銀行・GMOあおぞらネット銀行・ローソン銀行は、楽天銀行スーパーローンの口座振替に指定できません。

その他、規模が小さい金融機関には対応していない場合もありますので、心配な方は楽天銀行カードローンセンターに問い合わせましょう。

また、返済日の選択肢が限られる金融機関もありますので合わせて確認しておきます。

返済日の選択肢が限られる金融機関

金融機関 返済日
auじぶん銀行 12日
静岡銀行  
沖縄海邦銀行
商工組合中央金庫
1日、20日

先ほども説明した通り、返済日は1日、12日、20日、(楽天銀行なら27日も)から選択できますが、上記の4行では返済日が固定されます。

楽天銀行スーパーローンはコンビニATMで随時返済も可能

コンビニや銀行でも返済できる

収入に余裕のある月は、毎月の返済とは別に、好きなタイミングで随時返済(追加返済)ができます。

追加返済をすると元金が早く減り、最終的に支払う利息が少なくなるメリットがあるので積極的に取り入れましょう。

楽天銀行スーパーローン随時返済の方法は3つ

つぎの3つの方法で返済すれば、自動的に随時返済となります。

楽天銀行スーパーローン随時返済の方法3つ

  1. 提携ATM(コンビニなど)から返済
  2. 会員サイト「メンバーズデスク」から返済
  3. 楽天銀行指定の口座へ振り込み

楽天銀行スーパーローン側に、入金の事前連絡をする必要もありません。

それでは各返済方法を見ていきましょう。

1. コンビニATMを含む楽天銀行スーパーローンの提携ATMから返済

楽天銀行スーパーローンは、提携するコンビニATMや銀行ATMなどから手数料なしで返済できます。

ATMの利用にはローンカードと暗証番号が必要ですので、準備してATMに向かいましょう。

楽天銀行スーパーローンの返済ができる、全国的な提携ATMはつぎのとおり。

スーパーローンの提携ATM

手数料なし 手数料あり(110円~220円)
・ローソン銀行
・E-net
・セブン銀行
・イオン銀行
・三井住友銀行
・みずほ銀行
・三菱UFJ銀行
・りそな銀行
・しんきんBANK(全国の信用金庫)

上記の金融機関のほかに地方銀行なども提携していますので、楽天銀行の公式ページ「カードローン提携ATMのご案内」からご確認ください。

ATMの利用時間については、提携先によって違います。

たとえばコンビニATMのセブン銀行ATMは毎日0:05~23:50までと、ほぼ24時間稼働していますが、銀行ATMは設置されている店舗によって大きくちがいます。

ATMの利用時間も公式ページに載っていますので、とくに銀行提携ATMから返済したい人は事前に確認しておきましょう。

2. 会員サイト「メンバーズデスク」から返済

楽天銀行スーパーローンの会員専用サイトである「メンバーズデスク」からインターネットで返済すれば、いつでも手数料無料で1円単位での返済が可能です。

1円単位の返済ができるので、一括返済や最後の返済をしたいときに最適な返済方法といえます。

ただしインターネットで返済するときは、楽天銀行スーパーローンのインターネット返済が可能な金融機関での「インターネット/モバイルバンキング」登録が必要です。

また返済は基本24時間対応していますが、つぎの時間帯は一時利用停止となるのでご注意ください。

メンバーズデスク利用停止時間

  • PM23:30~AM0:00
  • 6月・9月・12月の第3日曜日 AM0:45~AM5:30
  • 毎月第2火曜日 AM2:00~AM6:00
  • 1月1日~3日、5月3日~5日
  • ご利用金融機関のメンテナンス時間等

3. 楽天銀行指定の口座へ振り込み

楽天銀行スーパーローンは、銀行振り込みで、1円単位で随時返済することも可能です。

ただし振込手数料は利用者の負担となるのでご注意ください。

振込先口座は、利用者ごとに異なるので、問い合わせが必要となります。

携帯電話からもつながる、楽天銀行カードセンターのフリーダイヤルに電話をしましょう。

楽天銀行カードセンターの受付時間は、平日9:00~20:00です。

楽天銀行スーパーローンは随時返済しても毎月の自動引落がある

随時返済とは原則、「毎月の返済額以上の額を任意で返済すること」を意味します。

つまり随時返済した月でも、返済日には通常どおり自動引落がかかるので、あくまで余裕のあるボーナス月などに行うことが肝心です。

ただし、楽天銀行口座を登録している人は、随時返済するタイミングによっては毎月の自動引落しがスキップされます。

請求決定日以降に随時返済

口座 条件 自動引き落としの内容
楽天銀行 随時返済額が請求確定日時点の返済額に満たない 差し引いた額を引き落とし
随時返済額が請求確定日時点の返済額以上の入金があった 引き落としなし
その他の金融機関 随時返済額にかかわらず 引き落としあり

楽天銀行スーパーローンでは、返済日の15日前が「請求決定日」です。

「請求決定日前」に随時返済した場合は、すべて追加返済として自動的に処理されます。

対して「請求決定日後」に随時返済した場合、口座振替で楽天銀行を指定している人は、毎月の自動引落の返済に充てられます。

たとえば毎月の返済金額が10,000円の人で、請求決定日後にATMなどから10,000円の随時返済をすればその月の口座振替はありません。

つまり楽天銀行口座を指定していれば、返済日をまたなくても自分の好きなタイミングで返済できるのです。

ちなみに口座振替に楽天銀行以外の金融機関を指定している場合は、どのタイミングで随時返済しても、毎月の引き落としがかかります。

楽天銀行スーパーローンの毎月の最低返済額は?返済額の決め方

楽天銀行スーパーローンは最低返済額が2,000円からと低めに設定されていて、毎月の負担が少なくて済みます。

ただし最低返済額で返済を続けても、元本がなかなか減らず利息が膨らんでしまうので計画的に返済しましょう。

ここでは楽天銀行スーパーローンの、毎月の返済額の決まり方と、利息を抑えるための追加返済について解説してきます。

楽天銀行スーパーローンの返済方式は残高スライドリボルビング返済D

楽天銀行スーパーローンには以前2つの返済方式から選べましたが、現在新規申込者は残高スライドリボルビング返済Dの1択です。

残高スライドリボルビング返済Dとは、借入残高に応じた一定の金額を返済していく方法で、つぎのとおり返済額が決まります。

楽天銀行スーパーローンの返済額

借入金額 毎月の返済額
10万円以内 2,000円
10万円超30万円以内 5,000円
30万円超50万円以内 10,000円
50万円超100万円以内 15,000円
100万円超150万円以内 20,000円
150万円超200万円以内 30,000円
200万円超250万円以内 35,000円
250万円超350万円以内 40,000円
350万円超400万円以内 45,000円
400万円超500万円以内 50,000円
500万円超600万円以内 60,000円
600万円超700万円以内 80,000円
700万円超800万円以内 100,000円

また残高スライドリボルビング返済Dは、借り入れ残高が減ると自動的に毎月の返済額が下がるしくみです。

追加借り入れをしない限り借入残高は減っていくので、返済が進むにしたがって返済額も減り、生活が楽になるメリットがあります。

ただし残高スライドリボルビングの方式は、残高が減っても毎月の返済額変わらない返済方法に比べると、返済期間が長引いてしまうことに注意しましょう。

返済が進むと毎月の返済額が減るのはよいのですが、その分元本の減りも遅くなり、返済期間が長くなるのです。

返済期間が長くなれば、結果的に支払う利息が増えてしまいます。

楽天銀行スーパーローンが設定している毎月の返済額は、あくまで最低返済額であり、それ以上であればいくら返してもよいので、余裕のあるときにコンビニATMなどから積極的に随時返済をしていきましょう。

楽天銀行スーパーローン借入金額別の返済シミュレーション

楽天銀行スーパーローンで10万円、30万円、50万円を借り入れた場合の返済シミュレーションを見てみましょう。

それぞれ金利14.5%で借り入れをした場合の「返済期間(回数)」と、「毎月の返済額」「総支払額」「利息」を示しています。

10万円借り入れた場合

返済期間 1年(12回) 2年(24回) 3年(36回)
毎月返済額 9,002円 4,824円 3,442円
総支払額 108,020円 115,789円 123,896円
利息 8,020円 15,789円 23,896円

30万円借り入れた場合

返済期間 1年(12回) 3年(36回) 5年(60回)
毎月返済額 27,006円 10,326円 7,058円
総支払額 324,076円 371,734円 423,480円
利息 24,076円 71,734円 123,480円

50万円借り入れた場合

返済期間 1年(24回) 3年(36回) 5年(60回)
毎月返済額 14,474円 10,326円 7,058円
総支払額 347,386円 371,734円 423,480円
利息 47,386円 71,734円 123,480円

※すべて金利14.5%で計算

返済期間が短かければ短いほど、最終的に支払う利息が少ないのがわかりますね。

これを知らずに、口座振替で引き落とされる返済額のまま返済していけば、利息を節約するチャンスを逃していることになります。

上の表を参考に、「これくらいの期間で完済しよう」と決めたら、毎月引き落とされる最低返済額に加えて、追加返済もするようにしましょう。

毎月多めに返済するのが難しい場合は、ボーナス月など臨時収入があったときだけでも追加返済すると利息の節約効果がありますよ。

楽天銀行スーパーローンで一括返済する方法

「まとまったお金ができたので、カードローンを完済したい」そんなときは、一括返済を行います。

楽天銀行スーパーローンは日割りで利息が発生する関係上、最終的な借入残高は端数になるので、1円単位までぴったり返済できる方法で一括返済するのがポイントです。

楽天銀行スーパーローンの一括返済はインターネットまたは銀行振込のどちらか

楽天銀行スーパーローンで一括返済するときは、インターネットで返済か、銀行振込で返済できます。

楽天スーパーローン一括返済のやり方2つ

返済方法 手数料 やり方
インターネット返済 なし メンバーズデスクの一括返済のメニューから
銀行振込 振込手数料がかかる 電話またはメンバーズデスクで振込先を確認

オススメは、手数料がかからないインターネット返済。

手続きもカンタンで、メンバーズデスクのメニューで借入残高を確認したあと、そのまま一括返済のメニューから返済すれば完了です。

銀行振込の場合は、入金先の口座を電話またはメンバーズデスクで確認します。

振込手数料は利用者負担となるので注意しましょう。

楽天銀行スーパーローン一括返済から解約までの流れ

一括返済後には、「契約したままにしておく」「解約する」の2つの選択肢があります。

急な出費に備えて、契約をそのままにしてカードを手元においておくのもよいでしょう。

もう楽天スーパーローンを利用しないのであれば、以下の流れで解約できます。

解約手続きの流れ

  1. ローン残高の確認
  2. 一括返済を行う
  3. 楽天銀行カードセンターに電話
  4. オペレーターが借入残高がないかを確認
  5. 解約届が郵送される
  6. 届いたら必要事項を記入のうえ返送
  7. 解約完了の連絡がある
  8. ローンカードを破棄する

まずは一括返済するため、借入残高の確認からスタートします。

借入残高はインターネットの会員サイト(メンバーズデスク)で確認できますが、パソコンの作業が不慣や面倒な方は、最初から電話をしてオペレーターに確認するとよいです。

なお利息は日割りで発生するため、残高確認した日から数日立つと、金額が変わってしまうので注意しましょう。

一括返済するその日に確認するか、または電話でオペレーターに一括返済予定日を伝えれば、それまでの利息を含めた借入残高が案内されます。

一括返済が終わると解約届が郵送されるので、届いたら必要事項を記載のうえ忘れずに返送します。

解約完了の連絡があれば、カードローンにはさみを入れて破棄すれば解約は完了です。

楽天銀行スーパーローンの返済を延滞したときの対処法

楽天銀行スーパーローンの利用を続けるうちに、「口座の残高が不足していて、引き落としがされてなかった!」という場面もあるでしょう。

はじめて遅延すると気持ちがあせってしまい、どのように返済すればいいか困るものです。

返済日に遅れてしまったとき正しく対処できるように、延滞したときの返済方法について紹介していきます。

延滞しそう・延滞してしまったときは楽天銀行に連絡する

延滞するときの対処方法については、つぎのとおりです。

楽天銀行スーパーローン延滞時の対処法

延滞しそう 楽天銀行スーパーローンに電話
平日9:00~20:30
延滞した 随時返済の方法で支払う
・コンビニなど提携ATMから返済
・インターネット返済
・銀行振り込み

口座にお金が準備できず、延滞が確実な場合は返済日の前日までに楽天スーパーローンに連絡をしましょう。

急な出費が続いたなど、短期的に返済が困難なケースであれば、相談次第で利息のみの返済で対応してくれる場合があります。

またすでに延滞している場合も、まずは楽天銀行スーパーローンのカードデスクに連絡を入れて、返済状況を確認してください。

楽天銀行スーパーローンは返済日に返済がない場合、基本的に再振替はありませんので、自分で楽天銀行に連絡し3つある随時返済のいずれかの方法で支払いを済ませます。

延滞はそのまま放っておくと信用をおとすことになるので、返済遅れのまま放置することだけはやめましょう。

楽天銀行スーパーローンの返済を延滞するとどうなる?

楽天銀行スーパーローンの返済を延滞するとどうなるのかについても、解説しておきます。

まずは返済日の翌日から損害遅延金(金利19.9%)が発生します

遅延損害金の計算式

遅延損害金 = 借入残高 × 遅延損害金年率(19.9%)÷ 365日 × 延滞日数

数日の延滞は誰にでもありえることですので、すぐに支払いをすませれば、大きなダメージはありません。

ただし返済日から2~3ヶ月延滞すると、信用情報に事故情報が記載されるという大きなペナルティがあります。

信用情報に事故情報が載ってしまうと、事故情報が掲載されている間は新規のローンに通過することが難しくなります。

オペレーター

とくに今後住宅購入など、大きなローンを組む予定がある人は、日頃からカードローンの返済遅れには十分にご注意ください。

【まとめ】楽天銀行スーパーローン返済方法は他社よりもオトクで便利

ここまで、楽天銀行スーパーローンの返済方法について説明しました。

楽天銀行スーパーローンの返済方法は、手数料もかからず返済忘れも防げる「口座振替」。

そして余裕ができた月は、コンビニATMなどから随時返済(追加返済)を行えば、最終的な利息を減らし早く完済できます。

その他にも楽天銀行スーパーローンの返済方法のポイントについておさらいしておきましょう。

楽天銀行の返済方法のポイント

  1. 返済方法は原則「口座振替」
  2. コンビニ提携ATM、インターネット返済、銀行振り込みで、随時返済も可能
  3. 返済日は1日、12日、20日、27日から選択(27日は楽天銀行のみ)
  4. 返済額は最低2000円からと負担は少ないが、早く完済するなら追加返済を行う
  5. 返済日を延滞したら翌日から金利19.9%の遅延損害金が発生する

中でも返済方法で一番大切なのは、毎月の返済額です。

楽天銀行スーパーローンでは、コンビニ提携ATMの手数料が無料なので、余裕のあるときは積極的に追加返済をしていきましょう。

追加返済は元金の減りが早まるので、とても効果的な返済方法です。

これから楽天銀行スーパーローンに申し込むなら、まずは公式サイトの返済シミュレーションを使って、自分のぺースにあった返済計画を立ててみてください(シミュレーションは無料です!)